リビングダイニングの間取り変更リノベーションをした家で、部屋の真ん中に柱が残っているのを見た事はありませんか?
柱があると家具を配置しづらかったり、ぶつかってしまったり・・・なんだか使いづらいですよね?
このように使いづらい部屋になってしまっても、柱を抜くと地震の際など家が崩れてしまうのでは?と、どうしても不安ならば、元々の柱をそのまま残す選択肢ももちろんあります。
しかし、邪魔になってしまう柱を抜いて、新築と同等かそれ以上の強度を持たせる工事をする事で、居住性と安全性の両立を図る事は可能なんです。
当社では柱を抜く際は、
①柱を抜いたら、新規で梁(はり)を入れる。
②通し柱は抜かない。(1階床から2階天井まで1本の柱の事)
③柱~柱の間隔(梁の長さ)は構造の強度を保つため3.6メートル(メーターモジュールなら4mの家)まで。
④抜く予定の柱が耐力壁(筋かい等)の場合、耐震診断の計算をした上で工事計画を立てる。
⑤新規梁に新築と同等以上の強度を持たせる。
⑥梁を受ける柱の下には基礎がある事。
⑦木造軸組み工法の1・2階建ての家のみ。3階建ては要相談。2×4造の家には対応しておりません。
などなど
上記ルールを守った上で、
梁せい(梁の下端から上端の高さ)を新規梁の長さが1.8mならば120㎜以上、2.7mならば210㎜以上、3.6mならば270㎜以上。1階梁と2階梁で異なります。
入れる梁の上部に柱や大梁があれば梁せいをプラスしております。
又、新規梁と柱。新規梁と既存梁を各々をボルトや補強金物で強固に固定し、大地震が起きてもズレや歪みが出ない様な施工をしております。
このようにきちんと根拠立てて計算し、かつ長年の経験も加わって、柱を撤去してもリノベーション前より強度を持たせた家にすることができるのです。
当社では、お客様の家を長く安全にお住まいいただけるよう、しっかりリノベーションさせていただきます。
ダイニングキッチンとリビングが別々で、広々としたLDKへの変更や、お部屋を広げたいご要望があれば、ぜひご相談ください。
今の家族に合わせた「家族仕様」の家にリノベーションしませんか?
また、住宅収納スペシャリストによる収納のアドバイスも行っております。
お問い合わせはメールまたはLINEよりお気軽にどうぞ!
この部屋の中にあった柱を抜きます!
このようにきちんと筋道立てて考えれば建物の構造をいじっても、強度が弱まることはなく、逆にさらに強度のある家にすることができるのです。
これを応用すればこのようなリビング増築&バルコニー増築のような構造を大きく変える工事もできますよ!
こんなことってできるのかな?もっと過ごしやすい家にするには?など
気になることがありましたらメールまたはLINEでお気軽にご連絡ください!
リフォームリノベーション大工タカハギ
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